2/13~15の3日間で開催された大学の卒業制作展。
無事に乗り切ることができました。
本当に上手くいって良かったなぁと、ひと安心です。
とはいっても、本当はまだ卒業制作展が終わった気が全くしないのが不思議なところ。実はちょっと不安だったところもあって。なにを隠そう、全気力をつぎ込んで制作・制作展に臨んでいたので、正直「燃え尽き症候群」とやらが不安で仕方がなかったのです。
でも、実際に卒展が終わってしまえば、次に挑んでみたいことが浮かんできて「なぁんだ。元気じゃん自分」と思っています。
さてさて、卒展はどうだったの?というお話ですが、なかなか面白いことばっかりでした。
警備服を着て、展示会場である部屋にこもっていたので、立ちっぱなしで足が鍛えられたり、「今年の卒展は警備が厳重なのかな?」とお客さんの目線が届いたり。
でも、実際に部屋に入られる方は作品の特性上、本当に少なくて。ほとんどは外から覗き込んだり、通り過ぎたり。その様子を見て「作品が機能してる……!」と私は感動したりしていました。だって、限られた人しか入れない空間のつもりでつくったから。しかも、部屋に入ってくれた人のほとんどは、私の知り合いの方で、なおさら私の部屋らしい空間だなぁとしみじみと感じていました。
でも、その部屋にずんずんと入ってくるお客さんもいたのです。それが、5歳くらいと、8歳くらいの姉妹に、お父さま・お母さまの4人家族。このご家族が私にとって、とっても印象深い来場者でした。
なぜなら、興味津々の女の子が、体験がはじまった途端、「これ、こわいかも」と、お父さんにぴったりくっついちゃって。多分、作品が真正面に女の子の心に触れてしまったのが原因なのだろうと感じたのですが、女の子はちょっぴり目をこすったりして。でも、最後までしっかりと観てくれて。
すると、お父さま・お母さまが「お兄さんの心に触れさせてもらったんだよ」って、子どもたちに伝えられて、するとその女の子は「ちょっとむずかしかったかも」と私に伝えてくれて。私はその時に大きなしあわせを感じました。「真正面から受け止めてくれたんだな」と。
こころから、そのままのご家族でこれからも元気に、素敵に過ごされますように。
そして、思い出に残った来場者の方々がもう一組。
1日目に来てくださった男性が、「妻にも見てほしかったので」と2日目のラストに夫婦二人でいらっしゃって。
その時に「あ、このお二人なら任せられる」とおもって、紙の招待状をお渡ししました。実はここだけのハナシ、先にも後にも、招待状を渡そうとその場で決断したのはそのご夫婦だけでした。それほどまでに素敵な雰囲気で。
あの時間、あの部屋はしあわせな空間になっていました。本当に素敵なお二人でした。これからもしあわせでいられますように。
ほかにも、記録撮影を任せていた親友のご家族がいらっしゃったり、恩師が体験してくださったりと、もうしあわせでお腹も胸もいっぱい。
4年間頑張ってよかったなぁと、そう思う3日間でした。
誰も知らない部屋は、まだまだ続くと思うよ。これからも遊びに来てくださいね。
前サイトの2026年2月20日の記事より